残ったワインは空気を抜くことが大切!ワインの酸化について解説

空気を抜かず酸化するワインのイメージ

 

ボトルに残ったワインをそのまま置いていませんか?ワインをおいしく保存するには、空気を抜いて、ワインが酸化しないようにすることが大切です。この記事では、ワインの空気の抜き方と、ワインが酸化したらどうなるかについて紹介します。よくワインを残してしまう方、おいしく保存したいという方はぜひ参考にしてください。

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一度開けたワインの保存には空気抜きが必要

ワインのボトルを開けて中身が残った時、そのまま保存するとワインが酸化して2〜3日で劣化してしまいます。ボトルの中にできた空間に空気が入り、酸化を引き起こすのです。ワインを新鮮に保存するには、ボトルの中の空気を抜き真空状態にする「空気抜き」が必要です。ワインを空気に触れないようにしなくてはいけません。

ワインが酸化するとどうなる?

ここからは、空気に触れて酸化したワインがどうなるのか紹介します。

味わいが変わる

ワインは空気に触れて酸化することで熟成が進み、ワイン本来の豊かな味わいが引き出され、酸味や渋みはまろやかに丸みを帯びておいしいワインになります。注ぐ際に空気を含ませる「デキャンタージュ」や「エアレーション」は、この原理を利用して一気に熟成を進める目的で行われるのです。しかしそのピークを過ぎて酸化しすぎた状態になると、果実味がなくなって味が弱くなり、複雑さが失われて単調な味わいに。アルコール感や渋味、酸味などもなくなっていきます。

香りが損なわれる

香りも同様で、ワイン本来の香りが広がる熟成のピークを過ぎて、酸化しすぎの状態になると、豊かなワインの香りが損なわれ、フルーティーさや複雑さを感じない、単調な香りになってしまいます。香りはワインにとって重要な要素で、香りが損なわれるとワインを楽しめない方も多いでしょう。

色が茶色くなる

ワインの色も変化していきます。酸化しすぎの状態になると、赤ワインはレンガ色を経て褐色に近いアンバー(琥珀色)へ、白ワインも茶色がかっていきアンバーになるのです。見た目にはっきりと劣化がわかるので、楽しみながら飲むのは難しいと思われます。

ワインの空気を抜く保存方法

ここからは、ワインの空気の抜き方を3つ紹介します。

ワインストッパーを使う

ワインボトルの口に取り付ける空気抜きのアイテムを「ワインストッパー」を呼びます。ワインストッパーの多くは、開栓したワインボトルの口にセットしてポンピングして空気を抜いて、中を真空にすることでワインの酸化を防ぐ仕組みです。他に、完全密閉したうえで本体に内蔵されたフィルターが酸素を吸着して真空を作るものや、真空ではなく空気を減らすだけのもの、完全密封して空気が入らないようにするものなどもあります。

小瓶に移し替える

ワインストッパーを準備できないときは、残ったワインがぴったり入るサイズの小瓶に移し替えるのもおすすめ。ポイントは、蓋をした時にワインの上にできる空間をできるだけ小さくすることと、蓋をぴったりとしめて密封することの2点です。

コルクで再栓する

ワインストッパーも小瓶も準備できないときは、もともと刺さっていたコルクで再栓し、できるだけ早く飲みきりましょう。コルクは機密性が高く優れた蓋なので、再利用しても問題ありません。ただしコルクから変な匂いがしたり、劣化したりしていた場合は再栓を避けましょう。

ワインは空気を抜くとおいしさをキープしやすい

ワインの空気の抜き方や、酸化について紹介しました。残しておいたワインを飲むと味や香りが薄く感じられた場合は、酸化してしまっている可能性が高いですが、ワインは空気を抜くとおいしさをキープできます。ボトルのまま空気を抜くには、ワインストッパーを使う方法がおすすめです。この記事を参考にして、今後は空気を抜くようにしてみてくださいね。

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