「寝る時にアロマを焚きたい」「アロマで睡眠の質を高めたい」と思っているものの、どんな使い方をすればよいかわからないという方は多いのではないでしょうか？アロマキャンドルをつけたまま寝るのは危ない気も……。そこでこの記事では、寝る時のアロマを楽しむ使い方について紹介していきます。また睡眠の質を高めたい方やぐっすり眠りたい方におすすめのアロマの香りも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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寝る時のアロマの使い方

寝る時にアロマの香りを楽しむ方法は意外にたくさんあります。ここでは4つのおすすめの使い方を紹介します。

電動アロマディフューザー・アロマ加湿器をONにして眠る

1つ目の方法は、アロマディフューザーまたはアロマ加湿器を使って、アロマを空間に広げるという使い方。アロマディフューザーはエッセンシャルオイルを拡散させるための器具で、アロマ加湿器はエッセンシャルオイルを入れて加湿とともに香りも拡散させられる加湿器です。

 

電動のアイテムは、好きな香りを空間に広く素早く広げることができるのが魅力。ただし加熱式のアロマディフューザーは熱を使うので、就寝時の使用は避けましょう。

寝具にアロマスプレーをひと吹き

空間や布に吹きかけて香りを楽しめるアロマスプレーを枕や布団など寝具にひと吹きして、優しい香りを楽しむのもおすすめです。エッセンシャルオイルの原液は香りが強すぎることもあるので、成分をチェックした上で、量や吹きかける場所を調整してください。

寝室にリードディフューザーを設置

リードディフューザーとは、アロマオイルの入った瓶に、リードと呼ばれるスティックを挿して使うアロマアイテムです。リードが吸い込んだアロマが揮発して空気中に広がります。インテリアとしてもおしゃれなアイテムで、寝室に置くだけなので楽ちんです。

アロマストーンを飾る

素焼きの陶器または石膏で作られたアロマストーンを飾るという使い方もあります。アロマストーンは、エッセンシャルオイルを数滴染み込ませて置いておくことで、アロマが揮発して香りを広げるアイテムです。ころんとした見た目も可愛らしいので、インテリアとしても活躍するのではないでしょうか。ベッドサイドなどに飾ると、やさしくふんわりと香りを楽しめます。

睡眠の質を高めたい方におすすめの香り

ここからは、睡眠の質を高めたい方におすすめの香りを5つ紹介していきます。

ラベンダー

柔らかいフローラルの香りとフレッシュなハーブ調の香りを併せ持つラベンダーのアロマは、快眠をもたらすとして有名で、介護施設などでも使われることがあるそうです。ラベンダーの香りは自律神経の副交感神経を刺激して優位にして、疲労やストレスを和らげ、リラックスさせる効果があると言われています。

ゼラニウム

ローズゼラニウムの葉から抽出されるゼラニウムのアロマは、甘いミントの香りにローズのような華やかで優雅な香りが組み合わさっています。ゼラニウムはホルモンバランスと自律神経の乱れを整えるので、更年期の症状が気になる方や、自律神経が乱れている方におすすめです。

ベルガモット

ミカン科の柑橘類・ベルガモットの果皮から得られるベルガモットのアロマは、フローラル調を感じる柑橘系の香りです。イライラやストレスなど溜め込んでいるエネルギーの循環を促して、リラックスさせると言われています。柑橘系の香りの中でも特にリラックス効果が高いと言われているので、柑橘系の香りが好きな方におすすめです。

ネロリ

大人の柑橘系とも言える、ややウッディで上品なフローラルシトラスの香りであるネロリのアロマは、“天然の精神安定剤”との異名を持ち、交感神経と副交感神経に作用してバランスを整えると言われています。心を穏やかにして不安を鎮め、リラックスさせる香りです。

オレンジ

甘く爽やかで優しいオレンジの柑橘系の香りは、ベルガモットと同じくエネルギーの循環を促して、リラックスさせる効果があると言われています。またオレンジは心に元気をくれて、前向きや楽観的な感情にするとも言われているので、落ち込んでネガティブになっている方や悩みがちな方におすすめです。

寝る時のアロマの使い方を考えてみよう

寝る時のアロマの使い方を紹介しました。アロマディフューザーやアロマ加湿器のほか、寝具をアロマスプレーをひと吹きしたり、リードディフューザーやアロマストーンを置いたりといった簡単な楽しみ方もあります。この記事を参考にしながら、寝る時にぴったりな使い方と香りを探してみてくださいね。