ここ数年で、急激に在宅ワーカーが増えてきましたが、それに伴いストレスが溜まったり、鬱々とした気持ちを感じる人も増えてきているようです。一人で仕事をすることが多い在宅ワークでは、オンオフの切り替えを心掛け、休憩時間に心身をリフレッシュすることが大切です。

 

今回は、在宅ワークのリフレッシュ方法をご紹介します。家の外に出て思い切り気分転換する方法や、家の中で手軽に取り入れられる方法など幅広くお伝えするので、ぜひチェックしてみてください。

この記事を読むための時間：5分

在宅ワークはストレスが溜まる？

在宅ワークでの仕事がストレスになるかどうかは、個人の性格や考え方によっても異なります。しかし多くの場合、コミュニケーション不足や家族との関係、運動不足など、オフィスでの仕事とは異なる理由でストレスが溜まってしまいます。

 

そのため、在宅ワーカーの人は自分のストレスの原因を正確に見極めて、対策していく必要があります。自分に合ったリフレッシュ方法を知っておくことも、ストレス発散に繋がるでしょう。

気分リフレッシュにスマホはNG？

休憩時間には、基本的に自分の好きなことをすることで、気分をリフレッシュできます。だからといって、ダラダラとスマホをいじっていては逆効果です。仕事がひと段落したら、スマホをチェックすることが習慣化している方も多いですが、休み時間の全てをスマホに費やしてしまうと逆に疲れが溜まってしまいます。知的負担が大きい作業している際に、スマホを使用すると、脳の回復力が阻害されてしまい作業効率が下がってしまうとのデータもあるほどです。

 

休み時間は疲れた目を休め、適度に体を動かして気持ちをリフレッシュすることを心がけましょう。休憩時間の過ごし方次第で、その後の生産率は大きく変化しますし、疲れ具合も変わります。

【家の外編】在宅ワークのリフレッシュ方法

ここでは、家の外でできる在宅ワークのリフレッシュ方法をご紹介します。しっかりとリフレッシュしたい派の方におすすめの方法なので、ぜひチェックしてください。

散歩をする

在宅ワークだからといって、一日の生活を家の中だけで終えてしまうのは心身ともに悪影響です。短時間でも良いので外へ散歩に出かけて、リフレッシュを図りましょう。

 

日光を適度に浴びることで、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの分泌が活性化されるためおすすめです。さらに日光には、ビタミンDを体内で生成する効果もあり、免疫力アップにも繋がります。在宅ワークをしていると、つい引きこもりがちになってしまうため、短時間でもいいので意識的に外へ出るようにしましょう。

趣味の教室に通う

仕事が終わった後や休日の過ごし方として、英会話や料理教室などに通ってみるのもリフレッシュになるでしょう。仕事とは全く違う頭の使い方をしますし、普段関わらない人たちとコミュニケーションを図ることで、良い刺激になります。共通の趣味を通して、良い出会いがあるかもしれないので、ネットワークを広げたいとお考えの方にもおすすめです。

いつもとは違う環境で仕事をする

この方法は、会社に許可されている場合に限りますが、カフェやコワーキングスペースを利用し、いつもとは違う環境で仕事をするのもおすすめです。自宅にいるよりも、プライベートと仕事を区切ることができるため、自然に仕事へ集中できます。

 

ただし、カフェで利用できるWi-Fiのセキュリティーレベルはさまざまなので、通信内容を第三者に盗まれてしまったり、不正利用をされてしまうリスクがあります。重要なデータを扱うときには、フリーWi-Fiの使用を控えてください。

適度に人と会う

適度に人と会ってコミュニケーションを図ることで、リフレッシュを図れるケースもあります。友達と実際に会って話を楽しむのはもちろん、在宅ワーク仲間と電話をして進捗状況や情報交換をするのも良いでしょう。人間は、笑うとアルファ波が増加して脳がリラックスするほか、大脳神秘質の血流が良くなり脳が活発に働きます。作業効率をアップする上でも、人と話して笑うことは大切です。

【家の中編】在宅ワークのリフレッシュ方法

 

ここでは、家の中でできる在宅ワークのリフレッシュ方法をご紹介します。手軽に取り入れられるものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

作業用BGMを流す

仕事中は無音派の人でも、作業効率が落ちてきたら作業用BGMを流して気分を変えてみましょう。歌詞がついていると、どうしてもそちらに意識が向いてしまうため、歌詞のないカフェミュージックやオルゴールミュージックがおすすめです。適切な音量で流すことで、気分良く作業を進められます。

ドリンクやおやつにこだわる

ドリンクの種類をいくつか用意し、気分や目的に合わせて飲み物を変えればリフレッシュ効果が期待できるでしょう。キッチンへ行ってコーヒーやお茶を淹れることで、立ち上がるきっかけにもなるのでおすすめです。

 

またおやつの食べ過ぎは、肥満の原因にもなってしまいますが、適度な間食を挟むことでリフレッシュに繋がります。昆布や梅類のおやつであれば、摂取カロリーも抑えられます。特に昆布は咀嚼回数が多く満腹中枢が刺激されるため、満足感が得られるでしょう。カリカリ梅に含まれるクエン酸には疲労回復効果があるほか、酸味で頭もスッキリするためおすすめです。

仮眠をとる

長時間ダラダラしてしまうのは逆効果ですが、15分〜30分の短い仮眠はパワーナップとも呼ばれ、仮眠後の生産性を高めるといわれています。大手企業では、個人のパフォーマンスを向上させるために、仮眠室や仮眠時間を設けているところもあるほどです。

 

寝てしまうと逆にスッキリと起きられない方は、瞑想を行っても良いでしょう。アイデアがなかなか出ないときや、煮詰まってしまったときに、頭をリセットしたい場合にも試してみてください。目の疲れを感じるときには、目薬をさすかホットアイマスクを着けて目をつぶり、目の疲れを取りながら瞑想するのもおすすめです。

アロマを活用する

アロマを取り入れるのは、テレワークならではのリフレッシュ方法です。アロマにはエッセンシャルオイルの種類によってさまざまな効能があるため、目的に合わせて香りを使い分けてみましょう。交感神経を刺激してやる気を出したいときには、ローズマリー、レモングラス、ユーカリプタスなどの香りがおすすめです。

 

朝起きたばかりで、頭がぼーっとしているときや食後に眠くなってしまったときには、ペパーミントやユーカリの爽やかな香りでリフレッシュしましょう。

室内でできるストレッチや筋トレを行う

パソコン作業をしていると、肩や首はもちろん、手の関節や筋肉、足や腰にも負担がかかってしまいます。ストレッチを行うことで、長時間の作業や運動不足による身体のダメージを和らげ、疲れを取り除いてあげましょう。また健康を維持するためには、適度な筋肉を保つ必要があります。意識的に筋トレを続けることで、身体機能を向上させられます。長時間のデスクワークで凝り固まった体をほぐしてあげれば、気持ちもスッキリするでしょう。

デスクワーク用のアイテムを使う

在宅ワークで上手にリフレッシュするためには、デスクワーク用のアイテムを上手に取り入れることも大切です。照明器具などのインテリアやデスク周り用品、フットレストやツボ押しグッズなど、仕事のモチベーションが上がるアイテムを見つけて、仕事の能率をさらにアップさせましょう。心の負担を減らすためには、少しでも楽しい気分で仕事に取り掛かることがポイントです。

まとめ

いかがでしたか。今回は、在宅ワークのリフレッシュ方法をご紹介しました。家の外に出て思いっきり自分で運転できる方法から、家の中で手軽に取り入れられる方法まで、さまざまなリフレッシュ方法がありましたね。ぜひ自分に合った方法を見つけていただき、上手く気分転換しながら仕事に取り組んでくださいね。